新しいこと始めたいという事象についての哲学と実践法
この季節、様々なイベントがあります
卒業式、卒業旅行、入学式、入社式
転職とか再就職とか新しい出会いとか心機一転人生を再スタートさせよう
そういうワクワクに満ちた季節です
1月2月の寒い天気の悪い鬱蒼とした状態からあったかくなり天気も良くなり何だか何でもやれるような気がしている、多くの人が新しい環境や出会いに期待をふくらませ、ワクワクしている季節
一番忙しくもあるけれども楽しくもある充実した時期をこの数ヶ月つづくのではないのでしょうか
僕もそんな気分になっているうちの一人ではあります、が、今までの人生の中での気がつき覚えておくべきこの時期ことがたくさんあるなと自戒の念を込めてこのブログを書きたいと思っています
この最近よく効く整腸とか変化するとか自分を変えるとかいう類の概念についてです
まず皆さんが知っておくべきなのは、明日の自分は今の自分よりも優秀だと思ってしまうバイアスにかかっているということです
未来のことを普段以上に意識するこの季節きっと素晴らしい未来に素晴らしい輝いた自分がいると思っているのではないでしょうか
この部分に落とし穴があります。
なぜなら自分を変えるには未来の自分が支えてくれるのではなくて現実の現在の自分自身が何かを変えなければ未来の自分は変わらないからです。
まあ当たり前ですよね、どっかしらからタイミングで自分が変わろうと自分の行動を変えてそれを継続した結果が変化につながるのですから
という当たり前のことはみんな分かっているんですけどできないんです。自分も含め
未来の自分ならなんかしてくれてるんじゃないかという期待によって、行動を先延ばしにしてしまうのです。
なぜなら人間というのはめんどくさがりな生き物なので新しい行動とか決断をするのに脳のエネルギーを使うのですがそのエネルギーをなるべく節約したい楽に過ごしたいと思ってしまうので、なかなか新しいことを始められないからです。
さらに自分は平均以上の人間であると、平均以上の能力値がある人間であると思い込む
心理的バイアスがあるので、あ、こいつよりはましだから大丈夫とか思って、下を見て安心したりして自分に行動しない言い訳を大量に見つけてくるのです。
でも、自分が何か変わりたいとか成長したいとか思った場合には、めんどくさい意志力を持って決断し勇気を持って行動しそれを無意識まで落とし込むために継続して習慣化する必要があるということです。
つまり、なかなか自分が変われないのは変化に対してめんどくさいという脳の反応に素直に従ってしまっているからです。
4月とかに少しだけ習い事を始めたりできるのは、季節の変わり目では皆が変わりたいと思っている雰囲気もありますし天気や気温などによる気分のあがりも手伝って、決断と行動にかかるコストが他の季節とかよりも圧倒的に低いからできているだけなのです
それによって一瞬だけ最大瞬間風速変われた気がするのですがその決断と行動によるコストは1ヶ月も続くことはなく、習慣が崩れてしまうゴールデンウィークによって5月病になって決断や行動をやめてしまうというのがオチ。
習慣化には最低でも66日程度必要なので4月から考えると 6月の半ばぐらいまでは3日程度のブランクいないで行動を継続していく必要があります。
ですから、6月の中旬ぐらいまでずっと継続することができたら少しは他の人と差がつき始めて行くというような実感が湧いてくるのではないでしょうか
そういった前提を踏まえてどうやったら変化できるかということを考えてみます。
まず変化するには決断と行動と継続が必要です。
決断を起こすには何かしらの外的要因がきっかけになってくると思います。
もともと自分がこうしたいけど始められないと思ってたこととかがあった場合には
例えばダイエットしたいなと思ってた筋トレしたいと思ってたナンパしたいと思ってた
理由付けをしてそれを行動に起こす仕組みを使うべきです
一番の理由づけになる仕組みは、人間の感情の損をしたくないと言う仕組みを使うべきです。
人は10万円いきなりもらったときと10万円をいきなり没収される場合に10万円がいきなり没収される場合の方が3倍も大きな感情の揺さぶりが起きます
つまり自分が損する経験をするとそれを取り返そうと必死になるということです。
なので始められないと思ってたことに関する本を買ったりとかグッズを買ったりなどしてお金をかけて損失を出すことで行動までの心理的ハードルが低くなるのです
なのでこのブログも課金した方が皆さんの為かもしれません笑
上の仕組みを使って行動を起こすことができましたでしょうか?
次の行動を継続するというのが大変難しいところではありますがそこに関しての僕なりの知見を記しておこうかなと思います
まず行動を継続するというのに三つのやり方があると思っています
一つ目は日常生活にそれを取り入れるということです。
例えば筋トレを継続したいと思っていたら、授業の休み時間とか昼休みとかに堂々と筋トレをするとかです。
ですが大抵の人はこれはできないと思います。
なぜならそもそも筋トレのジムが近くになかったり腕立てを行ったりするにしても行動をにかかる負荷に加えて
周りの目が気になったりするという心理的負荷がかかり余計行動をやめてしまうことになるからです。
一つ目の方法を達成するためにはメンタルを鍛えるか周りの人にきちんと分かってもらうためのストーリーを伝えるかのどちらかです。そして周りの人間がそう言った変化に寛容な人たちが集まっていることが重要です。
なのでその条件に揃わない人は厳しいかもしれません。
二つ目は 日常生活以外の時間でその行動を継続するということです。
上記のパターンがうまくいかない場合にワークするかなと思います。
例えば放課後にジムに行くなり夜に仕事終わりにランニングするなり通勤の途中のひとえ気分散歩する
といった形です。
これはかなりとっつきやすいところではありますが時間とお金の制約が出てきたり慣れないうちは日常生活のクオリティが下がるなどして継続するのが難しい点があります。
副業などもこういうスタイルになると思いますがこれに必要不可欠なのがこの行動を監視する仕組みが必要になってくるかなと思います一緒にやる仲間などお作っておくことがこのパターンワークさせるか気になってくるかと思います。
みっつ目は日常生活を捨ててその行動を継続するということです。
例えば起業したいとか思ったら学校を休学して起業している人たちのところで修行するななどと言った周りの環境自体を帰るという方法です。
環境が変わると、集団の平均値が変わります
平均値が変わるというのは当たり前が変わると言うことで、当たり前とは無意識にまでその行動を落とし込んでいる状態と言えます
無意識を作るには習慣化が必要で、習慣化には習慣化には最低66日必要なので3ヶ月程度は休学したり会社を休んだりして一つのことに没頭すると最短で自分が変わることができるのではないでしょうか
しかし家までもないですがこれにはかなり制約がある人が多いのではないでしょうか
まあそれもいい理由の一つと言ったら一つなんですが。
以上三つの方法を考えてみましたがそのどれを取ってみるのもいいと思いますが人間は自分がした過去の経験いやストーリー仕立てになっていないと実感できない動物ですのでご自身で確かめてみることが大切になってくると思います。
何か成し遂げたいことなど自分が変わりたくてはるからやってみようと思っている人の少しでも役に立つことを祈ってます。
一緒に頑張りましょう。
頑張りたいことを人に宣言するだけでも、行動のモチベーションが上がるのでよかったら僕のツイッターやブログのコメントになにか語りかけてくださるといいなと思ってます。
アドラー曰く
— ナサニエル@哲学 (@nasanielu77) 2018年3月15日
劣等感は努力の厳選